iPhoneSE第2世代からOPPO Reno 7に乗り換えた理由と利用1週間の感想

OPPO Reno 7 スマホ選びと乗り換え
2021年4月に購入して1年半利用してきたiPhoneSE第2世代ですが、諸事情でAndroid端末のOPPO Reno 7aに乗り換えました。乗り換えた理由と一週間利用したあとの使い勝手比較を紹介します。

iPhoneSEを微妙に思い始めた理由

iPhone14シリーズが9月8日に発表されて1ヶ月が経過しました。(Apple Newsroom)
めぼしい新機能がなかったこと、指紋認証がないこと、USB-C端子ではなく Lightening端子であったことなどから、一部ユーザーの間では不満がでており、iPhone14への乗り換えを見合わせる人もいます。
こちらのニュースにもある通り、欧州では2024年秋以降、携帯電話などの電子機器の充電ポートとしてUSB-Cの採用を義務づける方針であり、Lightening端子を採用しつづけるiPhoneの今後が注目されます。
iPhoneSE第2世代をつかいはじめて1年半。ちょっと画面サイズが小さいと感じるようになりました。こちらの仕様にあるように 画面サイズは 4.7インチ
  • 幅: 67.3 mm
  • 高さ: 138.4 mm
  • 厚さ: 7.3 mm
  • 重量:148 g
現在では、iPhoneSE第3世代が販売されていますが、サイズは同じで 5G対応になっているのが大きな違いでしょうか? 128GBで 69,800円であり、iPhoneSE第2世代を下取りに出したとしても -16,000円引きで 53,800円。iPhoneSEの中で乗り換える動機としてはこの価格は高すぎる印象です。
さて、話はもどして iPhone 14ですが、6.1インチディスプレイ  128GBのiPhone 14で119,800円〜と円安の影響は抑えられています。
このスペックで 10万円強というのはお買い得と考えられなくもありません。
iPhone SE第2世代
iPhone 14
通信
4G
5G
画面サイズ
4.7インチ
6.1インチ
容量
128GB
128GB
価格
59,780円
119,800円
一方、Android端末の世界では、画面が大きく、性能も様々な機種がGalaxy, Xperia, AQUOSなど各社から販売されています。価格も2,3万円から 20万円近くのものまでバラエティに富んでいます。高性能カメラとか、オンラインゲームに耐えられる高性能チップが不要で、画面を大きくしたいだけなら、Android端末でもいいのでは?と思い始めました。
そんな中、白羽の矢が立ったのがOPPOのスマホでした。

OPPOのスマホ Reno 7

OCNモバイルONEのオンラインショップで多数のスマホがキャンペーン価格で提供されていました。

OCNモバイル スマホ機種セール

OCNモバイル スマホ機種セール

10/5に調べた限りでは、以下のようなラインアップでした。(新規と乗り換えの場合の端末費用が同額のもの)
通常価格
新規
他社乗り換え
機種変
OPPO Reno7 A
41,500
24,200
24,200
44,800
Xperia 10 IV
55,869
44,900
44,900
59,169
moto g52j 5G
36,500
17,800
17,800
39,800
Redmi Note 11 Pro 5G
41,500
23,100
23,100
44,800
Redmi Note 10T
31,500
12,800
23,100
34,800
AQUOS sense64GB
37,900
19,200
19,200
41,200
Xiaomi 11T Pro 8GB/128GB
56,140
37,500(売り切れ)
売り切れ
売り切れ
OPPO Reno5 A
28,160
16,500
16,500
31,460
AQUOS sense5G
34,855
16,200
16,200
38,155
AQUOS sense4
26,614
8,000
8,000
29,914
iPhone SE (第2世代) 64GB
57,563
38,863
38,863
60,863
iPhone SE (第2世代) 128GB
58,520
44,000
44,000
61,820
この他に十数機種が、新規より乗り換えを優遇する価格設定で販売されていました。
ちょうど回線品質がよい月間3GBの格安SIMを探していたところであり、掲載されていた機種を比較した結果、OCNモバイルONEの新規申込みと同時に、発売されたばかりでスペックが高めの OPPO Reno 7を一括払いで購入し、試してみることにしました。

Reno 7と iPhone SEのスペックの違い

以下がiPhoneSE第2世代とOPPO Reno 7のスペックの比較です。
Reno 7のほうが2年以上あとから発売されており、性能が高い項目が多いですが、
CPU/GPU/OSの組み合わせによるアプリの動作快適性は 実際に評価してみないとわかりません。
発売
2020年4月24日
2022年6月23日
容量
128GB
128GB
価格
54,780円(発売当時)
SIMフリー端末の実勢価格は30,000円強
重さ
148g
175g
CPU
A13 Bionicチップ
Qualcomm® Snapdragon™ 695 5G
通信
4G
5G
Wi-Fi
802.11ax (Wi-Fi 6)
802.11ac (Wi-Fi 5)
外部メモリ
なし
microSDXC™ (最大1TB)
SIMタイプ
デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
SIMカード
nanoSIM 1枚
排他的デュアルSIMスロットSIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD
画面サイズ
4.7インチ
6.4インチ
解像度
1,334 x 750
FHD+(2400×1080)
パネルタイプ
Retina HD
有機EL(AMOLED)
アウトカメラ
12MP(1,200万画素)F値: 1.8
[広角]約4,800万画素(F値:1.7)
[超広角]約800万画素(F値:2.2)、画角120°
[マクロ]約200万画素(F値:2.4)
生体認証
ホームボタン指紋認証
ディスプレイ指紋認証
顔認証
通信仕様については、iPhoneSE第2世代が 4G LTEまでの対応だったのに対して、Reno 7は5Gに対応しています。
一方、Wi-Fiについては、iPhoneSE第2世代がWi-Fi 6に対応しているのに対して、Reno 7は Wi-Fi 5止まりです。

OPPO Reno 7: 利用後1週間の感想

今回は、iOSからAndroidへの移行ということで、iPhoneに入っていた未使用アプリを整理する目的もあり、Android上でアプリを一からインストール・セットアップしていくことにしました。セットアップ中に実際にいくつか使ってみて気になった点を以下に挙げます。

ディスプレイ

4.7インチと6.4インチでは、数字の差以上に使いやすさが全然違います。
また解像度も Reno 7は 2400×1080である上に有機ELディスプレイですので、黒背景とのコントラストがくっきりとして映像がきれいです。

SIMスロット

iPhoneSEでは、nanoSIMカードは1枚のみ挿入可能で、デュアルSIMにしたい場合は、nanoSIM+eSIMにする必要がありました。したがって、nanoSIMカードで契約した格安SIMを複数もっている場合には、毎回 SIMカードを差し替える必要があり、不便でした。
OPPO Reno 7では、nanoSIMカードが2枚まで挿せますので、格安SIMを切り替える度に、SIMカードの抜き差しが不要となります。複数の格安SIMの良いとこ取りで料金プランをつくる上で非常に便利になります。

アプリの起動

我慢できないほどではありませんが、アプリの起動は iPhoneSEのときより若干遅い気がしました。
これは OPPO Reno 7の問題なのか、Android上のアプリの仕様のためなのかは不明です。
PASMOとSUICAだけは、起動に十秒以上かかかり閉口しましたが、一度おサイフケータイを設定してしまえば 普段はスマホを読み取り端末にかざすだけなので それほど支障はないと思われます。
ただ、オートチャージができない場合には、アプリを起動して作業しますので、若干不便を感じるかもしれません。

サウンド

こちらの記事に書きましたが、サウンド周りについては若干注意が必要です。
接続性に問題があるBluetoothスピーカーがあったり、音質の調整が必要だったりするからです。
音質については好みも問題もありますし、OPPOのColorOSで「サウンドとバイブ」–> 「リアルサウンドテクノロジー」で音質のカスタマイズもできますので、ある程度は対応可能です。

ゲーム

ゲームを遊んだときに、動きがカクカクするのが気になりました。リフレッシュレートを通常の60Hzから90Hzに変えられるとありましたが、変えてもゲームのカクカク感は解消できませんでした。GPUの性能差があるのかもしれませんし、カスタマイズで改善できるかもしれません。もう少し調べてみます。

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