ソフトバンクからLINEMOに乗り換え前にやっておきたい5つの項目

ソフトバンクからLINEMO スマホ代節約の極意
LINEギガフリーを売りにして契約者数を伸ばしているLINEMO。スマホ代を節約するためにLINEMOを検討している人も多いと思います。ただ大手キャリアのサービスに慣れた人がLINEMOにいきなり乗り換えるには、ちょっとハードルが高い場合があります。
LINEMOに乗り換え前に、クリアしておきたい5つのポイントを解説します。

LINEMOでできないこと

ソフトバンクのサブブランドである格安SIMの「LINEMO」は、通信品質と料金体系のバランスが非常によく、初期費用も無料なので、スマホ代を節約したいと考えている多くの方にとって有力な選択肢になります。
ただし、大手キャリアではできても、LINEMOでできないことがいくつかあります。LINEMOへの乗り換えを決断する前に、それらの点が問題ないか、別の解決策がとれるのかを事前に確認することが必要です。
LINEMOのページ(ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換え時の注意点)に書いてありますが、LINEMOでは以下の5つはできません。
これらは、LINEMOに乗り換える前に、是非ともクリアしておきたいポイントです。
1.キャリアメール(MNS)
2.店舗での契約/店頭や電話での相談
3.家族割・セット割
4.留守電・転送電話
5.スマートフォンの購入
以下、順番に解説します。

キャリアメール(MNS)

キャリアメールからの卒業は、LINEMOに限らずMVNO系格安SIMに乗り換えを考えている場合には、事前に解決しておきたいポイントです。
大手キャリアを解約後でも、メールアドレスの持ち運びサービスを利用することはできますが有料となります。ソフトバンクの場合は以下の料金です。
月額料
1メールアドレスごと330円
年額料
1メールアドレスごと3,300円
今後自由に格安SIMを乗り換えたり、毎月の固定費用をできるだけ削減したいのであれば、この機会にキャリアメールを卒業し、Gmailなどのフリーメールに移行しておくとよいでしょう。
この作業をきちんとやろうとするとかなり手間と時間がかかります。
具体的には 以下の4ステップです。
1.フリーメールアカウントを取得する
2.各種サービスへの登録情報をキャリアメールからフリーメールに切り替える
3.キャリアメールからフリーメールに大事なメールを保存する
4.キャリアメールで連絡を取っている人に連絡する
詳細な手順例は以下のサイトにもあります。
特に重要なのが 「2.各種サービスへの登録情報をキャリアメールからフリーメールに切り替える」です。
これを完了しないで、LINEMOに乗り換えてしまうと、メールでの認証ができなくなり、最悪の場合、サービスが利用できなくなる恐れがあります。

店舗での契約/店頭や電話での相談

LINEMOでは、「店舗での契約」や「店頭や電話での相談」ができません。
キャリアメールからフリーメールへ乗り換える過程で、ネットでの手続きには慣れると思いますが、この「店舗や電話での相談」からの卒業も、格安SIMに乗り換える上での大事なステップです。

家族割・セット割

「家族割・セット割からの卒業」も格安SIMを今後活用していく上で、大事なポイントです。
もともと、スマホの使い方が全く異なる人達が、同じキャリアの同じような料金プランを利用するのは、無理があります。
例えば、
・外出先でも動画をみたりして、ギガ消費が激しい若者世代
・通話時間やギガ消費の毎月の変動が激しい働き盛り世代
・スマホをほとんど利用しないので最低限のサービスでよいシニア世代
を同じ料金体系でカバーしようとするとお金の無駄遣いとなります。
スマホの利用の仕方が異なる人には、それぞれ最適な格安SIMや料金プランがあります。それらを最適化することで、家族割をつかわなくても、家族全員のスマホ料金を大幅に節約することができます。
また、光回線、電気、ガスなどの料金とセットにする割引も、格安SIMの選択肢を極端に狭めることになるので、この機会に卒業することをおすすめします。
残念ながら最適な光回線を提供する会社と、最適な格安SIMを提供する会社が一致することはあまりありません。
また、電気・ガスをセットにすることで割り引かれる 毎月500円程度の料金よりも、最適な格安SIMを選んで節約できる数千円の料金のほうが、はるかに価値があります。

留守電・転送電話

留守電や転送電話サービスもLINEMOでは利用できません。
LINEMO以外では、これら通話オプションを提供している格安SIMもありますが、有料になります。
格安SIMを活用したスマホ代の節約では、できるだけ不要なサービスを削除していくのがコツなので、こちらも早めの卒業をおすすめします。
LINEMOを使いながら、どうしても通話オプションを使いたい場合には、通話オプションを提供している別の格安SIMとLINEMOとのデュアルSIMにする方法があります。
デュアルSIMのやり方については、これらの記事も参考にしてください。

スマートフォンの購入

LINEMOでは、スマホ端末を販売していませんので、別途 自分で用意する必要があります。これまで使っていたスマホのSIMロックを解除しても、新品のスマホを購入しても、中古スマホを購入しても構いません。
既にご存知の方も多いと思いますが、2019年から、スマホ端末と通信契約のセット販売が禁止されています。
「セット販売」とは、
  • 携帯端末を実質安く購入できるよう、一定期間(通常2年)の通信料を値引く
  • その代わりに、一定期間の途中で解約した場合、高額の違約金を課すことで途中で解約しにくくする
というものです。
大手キャリアは、新機種の発売時にお得なように見せかけ、利用者を獲得しようとキャンペーンを打ってきます。しかし、基本的には通信契約とスマホ端末の同時購入でもはやメリットはありません。
逆に、利用形態にあった中古スマホの選択肢を狭めることになるので、こちらもこの機会に卒業しましょう。

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